ペットの不調と天気の関係について
今回、
「雨の日になると体調が悪くなる」
「台風が近づくと発作が起きる」
「天気の良くない日は吐く」
などのご意見を頂きました!
気象病についてですね。
天気が悪い時、台風がくるときというのは、
気圧が低くなっています。つまり「低気圧」
気圧というのは空気の圧力なので、低気圧は空気からの圧力が低いということ。
わかりやすい例でいうと風船。
風船を膨らませたことありますか?
ない人は一度膨らませてみてください。
膨らませるとき、めちゃめちゃ力いります!
でも、最初膨らんだらそこからはそんなに力
必要ないですよね^^
最初膨らませるときというのは、空気からの圧力、つまり風船の外からの圧力が強いんです。これが高気圧。
膨らませ始めると風船の中の圧力の方が外からの圧力よりも高くなるので膨らみやすいです。
つまり、その時は低気圧の状態。
意味わかりました??💦
なので、低気圧というのは空気からの
圧力が少ないんです。
そうですね、もっとわかりやすい例でいうと
ヤンキー君は警察官がいる前では小さくなっています。(警察官からの圧力が強いから=高気圧)
でも、警察官がいなくなるとヤンキー君は態度が大きくなります。(警察官の圧力が小さいから=低気圧)
ここでいう警察官=空気 ヤンキー君=私たちの体の中
つまり、低気圧の時というのは私たちの体は膨 らみやすくなっています。
体の構造上、膨らむことはもちろんありません。
しかし、血管が拡張しやすくなります。
血管が拡張すると、低血圧になるため体がだるかったり、脳の血液循環が悪くなるため頭痛が起きます。
思い当たる人も多いと思います。
そのことが動物にも起きます。
そしてこの気圧の変化は前庭という内耳が反応するため、そこの機能が弱い子は嘔吐しやすくなったりします。
嘔吐の原因は様々なため、内耳が弱かったり、血液循環が悪かったり、特定は難しいです。
ただ、気象病を起こす子すべてに言えるのが
「自律神経の調整ができていない」ということ。
気象による低気圧によって血管が膨張しても
自分の自律神経がしっかり働いて血管を元に戻します。
それができる人は気象病がありません。
しかし自律神経の調整が上手くできない人は血管が膨張したままなので低血圧がおき、不調が起こります。
疲れていたり、ずっと緊張しっぱなしだったり
睡眠不足、運動不足が影響しています。
自分のペットにそういった症状が出た時はマッサージして疲れをとったり、森林浴に連れてったりリラックスさせることが大切です。
そして、もし飼い主さんも気象病をお持ちの方で即効性のある対処法は、、
「姿勢を正す」
です^^姿勢を整えることで酸素が循環しやすくなり、心も体も整いやすいです😉